新米看護師の思い

私は今春看護学校を卒業したばかりの新米看護師です。そんな私が実習先で出会った信じられない看護師さんについて書きたいと思います。この方は学生嫌いで有名な病棟のフロア主任で先輩からも要注意人物として聞いていました。

実習2日目、まだまだ緊張しっぱなしの私が担当患者さんの環境整備をしていたときのことです。落薬があり、看護師さんへ報告しなくてはなりませんでした。申し送り中のナースステーション内は大変ピリピリしており、学校の先生に申し送り後に報告してもいいかと聞くも薬のことだからなるべく早くと言われ、嫌だなと思いながらも報告しました。

主任さんに気づかれないよう、主任さんから1番遠い看護師さんに報告すると「あ、ありがとね」と苦笑いを浮かべながら受け取ってくださいました。すると主任さんは一部始終を見ていたのか「忙しいときに飲み忘れても死にゃあせんような薬拾わんでええんよ」と小声で言われました。私は衝撃を受けました。

疾患を治すための薬を死ななかったら飲まなくていいのか?この人は何を言っているのだろうかとパニックになりました。学生が嫌いなのはわかりますが、患者さんは関係ないはずです。こんな看護師には絶対になりたくないと思いました。この体験を反面教師とし誰からも愛される看護師になりたいと思います。

同年代の看護師に感動

20代前半、結婚したばかりですが毎日が充実しているというわけではありませんでした。やりたいことも無かったですし、親から逃げたかったのですごく後ろ向きな結婚だったんです。そんな時、肺炎で入院した私が出会ったのが同い年の看護師さんでした。

学校を卒業して看護師になったばかり、本当に一年目の方でした。まだまだ若いと自分では思っていたのですが、同い年の人が人の命に関わる現場で働いている。何というか、すごくギャップを感じたんです。

そこの病院はいわゆる個人病院で、ナースステーションもありません。普通にお昼には休憩スペースで看護師さん達が食事をしていて、寂しいお年寄りの方は病室ではなくそこで一緒にテレビを見ながらご飯を食べたりしていました。そこまで大きな病気の人も来ないでしょうし、のんびりとした雰囲気の病院です。でも、やはり新人さんですからすごく緊張したような感じなんですよね。

私はすごく血管が細いですし、逃げるタイプ。でも、最後まで彼女に採血をお願いしました。注射なんて大嫌いですけど、私みたいな難しいのは良い練習台になるといつも言われますので、練習してほしかったんです。退院する頃には緊張も無くなり、すごくほがらかな印象になっていました。私自身この入院をきっかけに、もっと真剣に何かをやってみようという気持ちになりましたね。

看護師の実際

看護師に対する一般的なイメージとしては「白衣の天使」とか「優しい」などがあげられます。これは、完璧に漫画やマスコミなどが作り出した幻想です。たしかに患者として病気の時に看病されたり助けられたりすると、弱っている分だけ相手のことが良くみえたりするなどもあると思います。

しかし、近くで働いたり付き合うなら幻想は打ち砕かれると覚悟したほうがよいです。実態は全然違います。実際に看護師の近くで働く事があるものからいうと、「たくましい」とか「いらいら」とか「悪口」みたいなキーワードこそが看護師にふさわしいと思ってしまいます。

喫煙率も高くヤンキーっぽくて命令口調、常にイライラしていたりみたいな看護師の現場を見てしまっているので。まあ、仕事的に女ばかりの場所で生き残っていかないといけないですし、高ストレスのなか多数の用事が同時に集まってきてそれをさばいていかないといけなかったりするので、自然に態度が悪くなってくるんだと思います。

個人的に看護師と接するのは、短期間の怪我なんかでお客様として扱ってもらえるようなシチュエーションだけにしたいと思ってたりします。と、いいつつ私の嫁は看護師だったりするのですが。まあ、人生はわからないものです。