看護師と看護学生のギャップ

看護師としての臨床経験が3年ほどある元看護師で、現在は専業主婦をしています。今考えてみると看護学生の頃の大変さと実際に看護師になってからの大変さは全く別物だったなと感じています。看護学生の頃は、最も大変なのは実習でした。

一人の患者さんを受け持ち、全体像を分析し、必要な看護計画を立て、工夫しながらケアをします。16時までの実習で自宅で1人の人に対して考える時間がたっぷりあります。そのため、じっくり考え・工夫してケアをし、記録作成をすることができました。

不慣れなため大変さはあるものの、実習やその基礎となる講義は私はやりがいが感じられる時間でした。自慢になってしまうのを恐れずに言うと、学生時代は教員や同級生から優秀という評価を受け、卒業式には学生代表で卒業証書を受け取りました。

しかし、実際に看護師になると約1年で体調を崩し始め、2年立つ頃にはうつ病になった心身共にボロボロでした。看護師に求められるのは何よりも要量の良さだと思います。完璧を求めず、適度なところで手を抜き(良い意味です)、気持ちも抜きながら仕事に向き合える人が向いています。

家に帰っても、休みの日でも仕事や患者さんのことを考えている人は身が持ちません。特に急性期系の病棟ではサバサバタイプの看護師が生き残っているような印象でした。そのため、これから看護師を目指す人には、是非自己分析をしっかりしてから就職先を選択するように言いたいです。

おっとりした人、完璧主義な人、生真面目な人はあまり看護師には向かないかもしれません。こういった人は今からでも可能な範囲で方向転換するのも、一つしかない自分を大切にする方法だと思います。